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桜木柴乃さんの本

先日、見事に「ホテルローヤル」で第149回直木賞を
受賞した桜木柴乃さん。
北海道は釧路出身で現在は江別に在住という、道産子作家。
素直に嬉しいというか、桜木さんの本を読んだことのある身としては
凄く納得の受賞である。

この受賞作「ホテルローヤル」は、実際に実家がラブホテルを経営していた
のを参考に描いたとも言われているが、その受賞インタビューにて..
「ホテル屋の娘で良かったです」と語った桜木さんにより一層好感が持てた。
ホテルを舞台にした男女の物語も読んでみたいと思わせる。

DSC_0744.jpg

その前に、個人的にお薦めするのはこちらのデビュー作「氷平線」。
出張の時、何の気なしに気になって買った6篇からなる単行本だ。

・雪虫(オール読物新人賞受賞作)
・霧繭
・夏の稜線
・海に帰る
・水の棺
・氷平線

出身地釧路を舞台に書かれているので、その風景や厳しさも
リアルに感じることが出来、何より6篇とも出て来る女性がとても切なくて
悲しくて素晴らしい。
これははっきり言って女性目線の物語集だが、男の自分が読んでも
なんだかとても静かな余韻に浸れる作品集。
これが後の「ホテルローヤル」に繋がったと言われても納得すると
思われます。

最近じっくりと腰を据えて本など読んでいなかったけど、
久しぶりに読んでみようかなと思った作家。
桜木柴乃さんのこれからのご活躍にも大いに期待してます!



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[ 2013/08/07 16:55 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

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